歯周病について
「歯に自信がある」とご自分で思っていても、30歳後半になり「歯が浮いた感じがする」「歯がぐらぐらしてきた」「口臭が気になる」とお感じになる方がいらっしゃいます。
歯を失う原因となる2大疾患には虫歯と歯周病があります。この二つの病気はどちらも細菌が原因ですが、虫歯の原因菌と歯周病の原因菌は別の細菌です。ですから、いままで虫歯にならなかったから歯周病にもならないということはありません。歯磨きを十分にしなくても虫歯にならなかった方が、歯周病が進行してしまっている場合があります。
歯周病は、はじめほとんど自覚症状がありません。自分の歯は大丈夫と思っていて、不十分なお手入れを続けていると、気づかないうちに病気が進んでしまい、治療がむずかしくなる場合があります。
何も症状がなくても、歯科医院で3ヶ月~6ヶ月に1回は虫歯だけでなく、歯周病の検査を受けることをおすすめします。